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本の紹介 2019−9 「ビジネスモデル大全」大前研一

この本はヨーロッパ出張の時に買いました。27の会社のビジネスモデルが紹介されているので、一気に読むというよりは一回に2社程度をインターネットなどで調べながら読むようにしたため、全部読むのに1ヶ月近く経ってしまいました。
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ご存知の方もあるかもしれませんが、私は中小企業診断士の資格を持っており、約10年間多くの会社を診断して来ました。

その中で積極的に提案して来たのはマーケティング戦略であり、大きく見ればビジネスモデルでした。中小零細企業ではほとんど考えられていませんが、なんのために事業を行うのか、どう戦うのかは大変企業の存続に大きな意味を持ちます。そんなことから今でもいろんな会社の戦略は興味があります。今回はそんな内容をダイジェスト版で見られるのと、大前研一が使用する思考を読み取ることができることから、大変興味を持ち、読むことにしました。呼んだ実感としては提案内容が少し単調で、本当にこんな手法がいいのかと考えさせられる部分も多くありました。特にほとんどの場合で提案されているのがM&Aなどの他社の買収や連携です。大企業ばかりなので現状の上がれは情動なのでしょうが、我わ我のような小さな会社では理解し難いです。それでも多くのことを学びました。特にほとんどのところで使用されている自社・市場・競合から課題を抽出するまでの思考は大変参考になります。タイル業界も事例で取り上げられた多くの業界のように、先細り業界です。その中でどう展開していくか、今後の戦略立案に生かしたい一冊です。

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