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本の紹介 2019−36 お金が残る経営

いよいよお金が残る経営を紹介するときがきました。著者は曽根康正。小学校からの友達です。

400社以上のクライアントを持つ公認会計士・税理士で、多くの情報から得る知識と経験から中小企業の真の経営を手助けしています。この本で、特に強く伝えているところは、会社が生き残るには、結局お金が必要なことです。利益では生き延びれない、まして見栄や看板では生き残る事ができない。それを数字の見方と管理方法でうまく説明しています。(少し言葉遣いが乱暴ですが、本音を語るための必要事項として理解していただければ幸いです)

特に明快でわかりやすいのは、お金を残す計算式です。

一年以内の返済予定長期借入金+増加させたいキャッシュ=税引き後利益+減価償却費

まず一年以内返済長期借入金を確認します。(多くの税理士さんはこれを試算表に記載していません)

次に減価償却費を確認します。

それから増やしたいお金の金額を決めます。

そうすれば必然的に必要な利益がでます。(在庫の多い事業はその増減も加味する必要があります)

毎月お金に追い回されるのか、悠々として真の経営ができるのか。それはこの計算式に掛かっています。

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多くの人のように、私も自分の生き様を本に残したいと考えたことがあります。

しかし実現できる人は多くいません。彼は2冊の本を出版し、夢を実現しています。

本の内容は不変の経営指南書であり、一度読むだけではなく、定期的に読み返すことによって気づきがあり刺激があり、必ず得るところがある本です。派手さはありませんが、経営者に必読の一冊です。

読んでみたい方は一言声をかけてください。TNには数冊在庫がありますので、お譲りします。

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