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仏壇

2月26日(金)
最近仏壇にまつわる事がいくつかありました。
私は毎朝仏壇に手を合わせる習慣になっています。
父が亡くなって約16年。
1年ほど前までは、
「仏壇を忘れるくらい父に頼らなくなった。」
と勝手に解釈し、仏壇に手を合わせる事も少なくなっていました。
しかし昨年倫理法人会の富士研修所で
先祖の大切さ、朝目覚めたことのありがたさを教えていただき、それ以来毎朝お参りをしています。
そんな中で最近以下のようなことがありました。
次男は高校3年生で現在受験の真っ最中です。
先週から本番が始まりました。
いつもは仏壇など参らない子です。
その子が、東京へ出かける前一人で自主的に仏壇の前へ行き、お礼とお願いに行ったようでした。
そして2月23日倫理法人会の創生塾で仏壇店の熊田光伸さんより、亡くなった人への手紙とそれを受け取る「ポストつき仏壇」の話を聞き感動して帰りました。
次男はいよいよ受験の本命のため翌日から再度東京へ出かける時でした。
熊田さんの素晴らしい話と先日の次男の仏壇参りがふっと脳裏をかすめ、
強制するわけでなく出かける前に仏壇に手を合わせてくれるといいな、と思っておりました。
私は翌朝倫理のモーニングセミナーがあるため朝会うことができません。
本人に「明日会えんから今言っとくけど、試験頑張ってこいよ」と言いましたら
「明日何時に出かけるの?」との質問があり
「4時45分」と答えると少し不安そうな、残念そうな顔をしました。
ひょっとして一緒に仏壇にお礼を言いたいのではと思い、
「一緒におじいちゃん(仏壇)にお礼とお願いをするか?もしそうなら7時30分に帰ってくるぞ」と尋ねると
「頼む」との返事でした。
1年間真剣に取り組んできた成果をいよいよ出す時が来ました。
本人は浅田真央ちゃんの気分のようです。
人事を尽くして天命を待つ…そんな気分でしょうか?
そして素直に先祖にお礼と少しばかりのお願い(普段通りにできますように)をしたかったようです。
その朝初めて親子二人で仏壇に向かい、素直に真剣に手を合わせました。
何とも言えない不思議な、そしてすがすがしいひと時でした。
そして今朝いよいよ本命の最終日です。
特に体調を崩すこともなく今日を迎える事ができたようです。
本当にありがとうございました。

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