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本の紹介 2019ー39 2022年の次世代自動車産業

今日は12月31日です。今年最後の本の紹介をします。
残念なことに毎週1冊紹介することはできませんでした。これで39冊目です。
最後の紹介にふさわしい本は
「2022年の次世代自動車産業」田中道明です。
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この本では「クルマ X IT X 電気・電子」のキーワードで次世代の自動車産業をまとめています。
またダイムラーが名付けたCASEと呼ばれる中期戦略から分析する観点も興味深いです。
C Connected     アマゾン    ただ話しかけるだけで優れたUXでつなげる
A Autonomous    グーグル    周りの世界を利用しやすく便利にする
S Shared&Service  ウーバー・リフト  所有からシェアー・都市デザインを変革
E Electric     テスラ     クリーンエネルギーのエコシステム構築(地球救済)
かなり広い業態からプレーヤーが参加し、一体誰が覇権を取るのかわからないのが現状でしょう。

クルマは移動の手段なのかステータスな持ち物なのか。
もし四角いハンドルもない箱が自宅にきて目的地まで移動させてくれたら、それは便利なのかつまらないのか。
移動の中で何をするのか。
エネルギーが次の世代を担うのか。
やはりシリアスな組立技術が最後は勝つのか。
それはまだわかりません。しかしそんな戦いが繰り広げられていて、過去最高の売り上げを上げている世界ナンバー1のトヨタが、その陰に怯え。ソフトバンクの孫さんは、理解できない投資を繰り返す。その理由は少しわかったような気がします。
いよいよ2020年。東京オリンピックでは、どんな技術が紹介されるのでしょうか。
自動車王国日本が、今後の主導権を握り続けることができるのでしょうか。
車が大きな i phon になる日が来るのでしょうか。

そんなことを知るためにオススメの一冊です。

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