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本の紹介 2019−4 デザイン組織のつくりかた (ピーター・メルホルツ)

今回は少し実務的な本の紹介です。
「デザイン組織のつくりかた」 ピーター・メルホルツ、クリスティン・スナキー著

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タイルパークを運営する当社はデザイン室という部門が存在し、こにはデザイン系が3名、IT系が3名、海外系が1名在職しています。当然ながら子会社の工場部門とは大きく違った性格のメンバーが揃っており、そのマネージメントは今までのものでは限界に近づいています。そんなときこの本を見つけました。これからもっとデザイン経営に力を入れていこうと考えている当社に参考になるような情報がないかと思い、参考書のように読みました。(不要なところはとばす読み方です)
多くの市場がコモディティー化しており、今まで主流であった問題解決型思考の限界が近づいている。これからは右脳を中心としたヒューマニズムが重要になり。そしてデザインも単なる見た目だけではなく、商品の開発段階から製造、販売、サポートに至る全ての段階で役割を果たす必要がある。だから今までの中途半端なデザイン組織では対応できなくなる。また、全ての能力を社内でに持ち込むことは不可能なので外部を含めたマネージメントが必要になる。
いろんなことが腹に落ち、当社の組織のあり方や今後の進め方を整理するために大変参考になった一冊です。

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